冷え取り
「冷え」は足元から次第にお腹→生殖器→呼吸器へと、その障害が上がってきます。
1.お腹
症状:ニキビ・シミ・吹き出物・アレルギー肌・肌荒れ・口内炎・胃腸障害・内臓下垂・便秘・宿便・下痢・軟便・腹鳴・腹部膨満・痔・脱肛・ジンマシン・慢性皮膚病・腰痛(腰痛からくる肩凝り・膝痛など)・倦怠感・疲れやすい
2.生殖器
症状:腹部うっ血(冷えのぼせ)・冷え性・婦人病・不妊症・肥満・腎臓病・尿道炎・精力減退・不感症・神経痛・リュウマチ・アレルギー体質・夜尿症
3.呼吸器
症状:頭痛・うつ症状・肩凝り・血圧異常(最低血圧が高い)・アレルギー性鼻炎・風邪をひきやすい・せき・喘息・気管支炎・慢性皮膚病・アトピー性皮膚炎・冷房病・しもやけ・全身や局所の冷え
足湯
・くるぶしまでのお湯に足をつけるだけの簡単な健康法。
「冷え」を取るにはもっとも有効な方法の一つです。
・お湯の温度は40℃~43℃ぐらい。
・時間は10分~20分くらいです。
「冷え」だけではなく、疲労回復や腰痛・肩凝り・頭痛などにも効果があります。
※足湯の注意
終了後は必ず水分補給をして下さい。
また、下半身を冷やさないためすぐに靴下・ズボン下・ストッキング等を着用してください。
これは日常の入浴後についても注意していただきたい事です。
半身浴
・下半身(横隔膜より下)をお湯につけます。
・お湯の温度は足湯より低く、37℃~40℃で行います。
・時間は20分~30分ゆっくりつかります。
効用としては足湯と同じですが、肩までつかる入浴法より肩凝りや疲労をよく抜いてくれます。
また、坐骨神経痛やリウマチの痛みは40℃を超える温度での入浴では痛みが増してしまいます。
そのような時もこの半身浴を試してください。
足湯と併用することによって「冷え」からくる不快でしつこい症状を効果的に改善することができます。
寒い時期は最後の3分くらいは追い炊きしても結構です。
※半身浴の注意
終了後は必ず水分補給をして下さい。
また、下半身を冷やさないためすぐに靴下・ズボン下・ストッキング等を着用してください。
これは日常の入浴後についても注意していただきたい事です。